こんにちは。
いやあ、日経平均が大変な下げですねえ。本日、過去最高の下げ幅となり、私の保有しているエクイティーも大変なことになっています。絵に描いたふくらんだ餅はとうとう破裂し、私の含み益もこの数日間で約200万円減少しました。
主な原因は、米国が景気後退入りするだろうという見方が広がっているためです。詳細はさておき、米国はこれから金利を引き下げる一方で、日本は金利を上げていくことで円高が進み、輸出企業に不利な状況となり、日本全体の株価が大きく下げています。
リーマンショックやコロナショックになぞらえて、日銀(植田)ショックなどという人もいるようです。もちろん、主な原因は米国の景気後退懸念ですが、日銀の利上げと今後の方針の発表のタイミングは少しマズかったのかなと個人的には思っています。「素人のお前が偉そうに言うな」というご批判もよくわかりますが、それほど先のことはわからない、後になってからは何とでも言えるということですね。
いずれにしても、米国の景気後退が現実味を帯びてきているようです。今の段階ではまだハードランディング決定というわけではありませんが個人的にはしばらくはこの状況が続くかもしれないと思っています。
仮に、景気後退入りすれば、最近のブームで長期目線で積み立て投資を始めた人にとっては、将来的には大きな資産増加の機会となるでしょう。一時的に含み損を抱えているかもしれませんが、将来的なリターンを考えると、大いに喜ぶべきです。
いずれにしても、含み益も含み損も絵に描いた餅同様、損も得も現実にはなりません。ここはしばらく様子を見るのが良いのではないかと思います。特に定年退職を機に投資を始めた方々は、このように考えると良いでしょう。
一括で大きな投資をしていたとしても、現金はしっかりと残しているでしょうし、生活に今すぐ必要なお金で投資はしていないはずです。一喜一憂せず、嵐が過ぎ去るのを静観するのが賢明だと感じます。
いつ底を打つかわかりませんが、私は世の中の動向を見定めながら、安くなった高配当銘柄を少しずつ買い増していく予定です。
まだ積み立てを始めていない方は、この時期こそNISAを活用して積み立てを始めるのも良いかもしれません。
一日として過去最大の下げ幅ということで、私の考えを少しお話ししました。毎月まとまった収入がある若い方なら「まあ、そんなこともあるよね」で終わるかもしれませんが、年金が入るまで何とかしのがなければならない私のような人間にとっては切実な問題です。とはいえ、年に何回か、いや何年かに一度は必ずこういう時もあるものです。受け入れて前に進みましょう。
明日はどうなることやら。
それではまた。
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